モチベ2

第二部

kiossamu.hatenablog.com

僕がたまに言ってる「僕の行動は生存するために必要なことだから」は僕の行動におけるモチベーションを根強く支えている。

 

僕が大会運営をするのも、YouTubeをするのも僕が生きるための手段でしかない。

正直僕が天才で、ちょっとの練習で勝ててしまうポケモンプレイヤーなら今みたいな活動はしていない。かといって別にそこまで勝てないわけでもない。少なくとも人並み以上に勝ったことは少しだけある。

でも僕が求めるレベルというか、僕が勝ちたい時に勝てない思いを何度もした。もちろん数回勝つことはあってもあと数歩が足りなかったことがいくらかある。僕の実力が足りなかったから。必要な努力を怠ったから。

僕にとってのポケモン対戦は多分趣味や娯楽ではなくて僕が唯一非合理なモチベーションを注げる存在なのだと思う。大会もYouTubeも全て自分の中では自分のポケモン対戦への情熱がその行動理由になっている。

対戦領域でもないのに何が関係しているのか?

 

ポケモン対戦をやったからわかる。余程の天才でなければ「対戦数」は絶対に必要。対戦そのものでなくても、「どれだけポケモンを考えたか」が勝つためには求められる。なんなら天才ですら必要だと思う。

もともと学生の時から大会運営をしていたが、理由を探してみる。

元々このコミュニティに触れたきっかけはポケモンのチーム戦だった。知らない人に勇気を出して話しかけて、32チーム96人のチームで準優勝をした。

最初は勝ちたいなんて思いはそこまで無かったような気がする。今の自分の言葉で表すなら、大会を中心にしたコミュニティが楽しくて友達とずっと遊んでいた感覚。
みんなと一緒にひたすらポケモンをして一緒に強くなった。

でもそれで満足することは無かった。自分より強い人はたくさんいて、その人たちと戦いたい。新しく出てくる強い人もたくさんいた。その人たちとも戦いたい。本当に全力で戦うのが楽しかった。

社会人生活が始まってから、というより始まろうとしてから僕は今のままじゃ勝てないなと思った。プレイ時間が足りない。もっと戦いたい。社会人、労働をしないといけない故にポケモンのプレイ時間が確保できないと自分が勝てないことは分かりきっていた。

不十分な時間の中で全力でやっても過去の自分の越えられないことはもうわかっていた。もっとたくさんの貯金を作るべきだったのにそれができなかった。だったら今は一度引いて、ポケモンの時間を捻出できる社会人になることを決めた。だから大会運営をした。

あとはプロゲーマーについても調べた。ポケモン対戦が生活の支えの一部になるならそれほどに合理的なことはなかったから。好きなことを仕事には前からしたいと思っていた。それに伴って必要な物も頑張って勉強した。

 

そうして今の自分がある。8世代はこうした自分がポケモン対戦を好きなだけ遊べる生活基盤を整えた。十分すぎるほどに整ったと思う。だから9世代はたくさん対戦をしたいなって話。

ほんとは8世代のスタートをしたかったのだけど、それがなぜできなかったのかはまた今度。