競技で一番大事なもの

ランクマッチってレートの計算システムが公開されているわけでなければ対戦内容に関するアップデートもロクに知らされていない。なんなら切断バグに関しては修正しましたとは言え無効試合が確認されていたりもする。これら全部説明無し。

YouTubeツイキャスを見れば誰かしらはランクマッチで放送してるし型の匿名性なんてどこにもない。

なんならシーズンが終わる時間は相変わらず朝の九時だ。こんなんで上目指そうなんてよく言えるな。

だから大会を開いてプレイヤーが理想とする環境で競技性を担保した方が健全なんじゃないか。だってお前ら10000位の地割れランドロスにキレるけど、同じ順位の地割れランドロスにはキレないだろ?そんなら言うべきは「5桁は潜るな」じゃなくて「同じ目標を持ったプレイヤー同士で戦う場所をくれ」じゃないの?

こんな最低なゲーム、反吐が出る。

と、言っていたのが昔の僕。

 

・レギュレーションとは取捨選択である

 

結局のところ大会にだって欠点はある。ここはランクマッチに勤しんでるプレイヤーの方がたくさん言えそう。

上記の要素を全て解消した大会はデザインできるけど、それとはまた別の問題が浮かび上がる。システムである程度解決出来ても最終的にはモラルに委ねられるのであれば極論それはランクマッチと変わらなかったりもする。結局のところランクマッチも大会も「異なるレギュレーション」でしかない。

それに感じる欠点は人によって違う。順位差にキレる人もいればマッチングしないことにキレる人もいるし、うさみてつやとマッチングしないからアローラに帰るという人だっている。価値観は人それぞれで、そうであれば適するレギュレーションも人それぞれだったりもする。ダイマックスができるできない、伝説が使える使えないの好みと同時に朝9時に終わるのが好都合な学生はいくらでもいる。

その最小公倍数を取るのがレギュレーションの役目、だとすれば今はランクマッチがそれなわけで。ポケリーグは理想のシステムかと思ってたけど別に名誉や賞金が欲しくない人間がいる、出演がめんどくさいからと断る人間が居ることを知った以上、力があればなんとでもなると思うのは間違いなんだなっていうのを最近知った。でもかなり何とかなってるけどな。

からきおす杯の解説

ここ最近でからきおす杯とかポケモンのオフとかの告知をしたのだけど、今世代から界隈に身を置いている人間には謎イベントだと思うのでここで解説しておきます。

 

・からきおす杯
前記事でも解説した通り5人一組のチーム戦です。ランクマッチやレーティングバトルの該当シーズンのルールで対戦を行います。
特殊レギュレーションは特に無し。トーナメントで進行し、優勝チームを決めます。

1,3~8回は優勝チームにイラストが贈呈されるなど(有志)、周りの方に恵まれながらの開催となることが多かったです。

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・どれくらいすごかったんですか?
累計参加者数は全8回で4275名です(内自分が8カウント)。
ということで実質的な累計参加者数は多分2~3000くらいだと思うんですけどこれでも結構多いはずです。
7世代でツイッターをやってたポケ勢なら多分みんな出たことがあるんじゃないかってくらい有名な大会でした。
僕が主催の大会でありながらここまで堂々と言えるのには大きな理由があります。

twitter.com

こちらは一緒に運営していたカラーです。今回も一緒に大会運営をします。からきおす杯は僕一人の大会ではなく彼と一緒に運営している大会です。
正直な話、今ではTonamelをはじめとしたトーナメントツールが発達し、運営自体も一人で回そうとすれば回せます。しかし、この大会をやり始めた当時は2017年とかです。
その頃はそういったお手軽トーナメントツールも少なく、"トーナメントくん"などのAdobeFlashで動くブラウザアプリ?が主流だったこともあり、
勝利報告▶︎結果入力 を運営が行う必要がありました。
多い時は140チームの参加で、累計参加者数は700名に達することもあったのでとてもじゃないですが一人でそれだけの結果を捌くというのは無理が発生し、二人で間に合ってたかはまあ謎ですが多少なんとかするために二人で運営するって運びだったりもします。

当時の僕は最終9位を達成し、相方のカラーは最終5位を達成、その他イベントにもたくさん参加し、そこでの優勝実績もあり、対戦面での影響力も今に比べたらはるかに大きかったです(とはいえそんなに無かったですけど)。

「対戦ガチ系Youtuber」(今日ポケチャンネルの3人みたいな人)も居なかったので、僕たち二人が中心になってこの大会を運営しつつ、対戦コミュニティの発展に勤しんでいました。

・なんで無くなったんですか?
僕が調子に乗ってたら焼き討ちにあった。のと、カラーがなんかだんだん消えていって居なくなりました。でも最近戻ってきたのでじゃあ久しぶりにって感じです。

 

こういうイベントって僕らが動くことで多くの参加者が動き、それに伴ってお絵描きしてる人に仕事が行き、コミュニティの人間同士の交流も増え、界隈が大きく活性化されるイベントです。ランクマッチではどうしても成し得ない領域での活動が大きくなります。だからこういうイベントの消失ってコミュニティにとって大きな損失であるのでこの大会を潰した僕の責任って大きいよな...って思ってたんですけど、少しずつ戻れば多少は責任を果たせるのかななんて考えて居ます。

 

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