大会運営にDiscordを使う事の勧め

特に不穏要素は無いはずです。安心して読んでください。

 

 

 

昨今ではポケモンもシャドバもオンラインの大会が行われています。とてもいい事ですね。

運営って手間がかかるのです。それは別に自ら望んでやってることなので特に不満は無いのですが、もう少し簡略化できないかなと考えています。

ただ、そのためには皆さんの協力が必要です。

今回はみなさんにそれをお願いする記事となっています。

 

Discord、耳にしたことがある方はたくさんいらっしゃるかと思います。ちなみに僕は日常的に使っています。

このアプリ、実は日々の通話だけでなく大会の運営をするのにも持って来いのスーパーツールなんです!!

 

と、いうわけで作ってみました。

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ここでどのように大会を進行するのか、当日の流れを追うように使い方の一例を説明しますね。

アカウント作成は他の所を見た頂いたほうが良いかと思います*1。その後のお話です。

 

★エントリー★

まずはエントリーです。これは招待URLという物がありまして、それを踏んで誘導通りに操作すればエントリーできます。

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スマホからの参加も楽ちんですね。

 

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特に何も説明していないのにカンガルーが迷い込んできました。*2サーバーへの参加が簡単な事が伺えます。

勿論退出も簡単にできます。

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★参加申請★

Discordはテキストチャンネルを複数建てることができます。Applicationチャンネルにて申請をしてみましょう。

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これで完了です。後で参加者リストが更新されるのを待ちましょう。

 

★当日の流れ★

おやおや、運営からのメッセージが投稿されたようです。main-boardを見てみましょう。

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薄い字ですが赤線部のところに「Unauthorizad to send messages.」とあります。ここのチャンネルでは設定にて運営のみがメッセージを投稿することができることが伺えます。

Twitterではタイムラインに投稿すると流れてしまいますし、ダイレクトメッセージでは個人に送る必要があります。しかしここなら流れにくいので全員がメッセージを受け取りやすくなりますね。

 

では、対戦に入ります。先ほどのカンガルーに申し込んでみましょう。

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フレンド申請をしなくてもメッセージ自体は送ることができます。無事連絡が取れましたので対戦を開始しましょう。

 

★勝利報告★

Win-Loseチャンネルにて勝利報告ができます。

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これにて完了です。対戦表が更新されるまで待ちましょう。

 

★大会終了後★

大会で早々に負けてしまった…仲間と戦うために予定を開けたのに暇になってしまった…

残念かと思います。敗退後も対戦相手を求めている姿をよく見かけます。大会を開く方なんかもいらっしゃるようですね。大会が間接的に盛り上がるので嬉しい限りです。

そんな場合はhallチャンネルにて呼びかけてみましょう。

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威勢が良い死に急ぎ野郎がいました。ここで色々と呼びかけてみるのは良いかと思います。

ちなみにチャンネルごとに通知をON/OFFできるので設定すれば煩わしく思う事もありません。

 

これにて最低限の機能は紹介できたかと思います。パッとはしないでしょうが運営側からするとこれを利用できるのはとても便利です。

ある程度は普及しているのですが大会で扱うにはまだ普及率が低い気がするのでみなさんに触れていただきたいなと思った次第です。

 

さて、ここからはボイスチャンネルを用いた機能の説明です。考えている段階ですので実際の大会で運用するかは未定です

ここでできることを説明していきましょう。ちなみにここで紹介するのはほんの一部です。使い方によっては色々なことができます。

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★Arena★

ここでは放送でやっているようなことができます。運営のメッセージを音声にてみなさんにお届けする事ができます。設定にて運営のみが発言できて参加者はミュート状態になります。

 

★Interview room★

文字通り運営が参加者にインタビューをするところです。やりません。多分。

 

★Judge★

対戦で不具合が起きた場合に対処する部屋です。当事者の2人と運営の1人の3人のみが入れる部屋になっています。運営は音声で、参加者は文面にてジャッジを行います。プレイヤー間でお互いの合意が取れていれば口頭にての交渉となります。

 

★Grand_Final★

勝戦で片方のプレイヤーと運営が入る部屋です。ポケモンを輸送し、運営が放送にてDSの画面を映し、参加者と連絡を取りながら対戦を行う事でことで「オンライン大会のリアルタイムでの観戦」が可能になります。

ちなみに一度もやったことがないのでどんな感じになるか分からないので時間があるときに一度やってみたいですね。

QRコードなどもあるのである程度は手軽にできるため普及しても良いかなと思っています。

 

僕が考えていることはこんな感じです。大会の運営をするうえでDiscordというツールはとても便利であるためみなさんに導入をお願いしたい次第です。

近々これを使った大会を開きたいですね。

 

前述しましたが日常的に使えるツールであるためぜひ利用してみてください。

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*1:https://support.discordapp.com/hc/ja

*2:本当に何も説明していない

【シングル厨使用構築】カバ展開マンダハッサム

【はじめに】

こんにちは。たかきおすです。今回は久しぶりに自分の好きなポケモンを軸にして構築を組んでみました。並びは以下の物となります。

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では、解説にはいります。

【概要】

シーズン4終了時「S4使用構築 対面マンダマンムー:賢い可愛い - ブロマガ」の構築が紹介され、そのパーティのQRがとても高い勝率を誇っていたことから対面構築のアーキタイプとしてこの構築が、特に「ミミッキュ+ポリゴン2+キノガッサ」の対面的な並びが蔓延することが予想された。これが正しければハッサムの通りが良くなると考えていた時に故人が構築案を持っていたため譲り受けた。普段であれば自分の手を加えずに使うのだが、今回は自分がメガハッサムの扱いに長けている自信があったため自分が使いやすい形に組み上げた。

構築の主軸はメガハッサムの性質上完成度が高い積みサイクルを据えたかったため、ますたーさんが使用した構築*1をベースにした。そのため構築の中身だけでなく細かい部分も参考にする場合はますたーさんの記事も合わせて参考にするのを推奨する。

メガバシャーモの枠はそのままハッサムを当てはめ、ミミッキュは汎用性が高い「フェアリーZ」持たせた型を採用した。

カプ・レヒレの枠はZを使わずに相手に圧力をかけられ、相手のカバルドンを抑制しつつこちらのカバルドンを展開しやすくハッサムとも相性が良いゲッコウガを採用した。

 

【個体紹介】

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カバルドン@ラムのみ

215(252)-132-138-x-136(252)-67(4)

じしん / ステルスロック / あくび / ふきとばし

 

本構築において選出率が一番高いポケモンにして一番欠かせないポケモンとなった。基本的には初手で投げ起点を作る動きをしていたため、初手のキノガッサに対しても動けるように「ラムのみ」を採用した。勿論「あくび」のミラーを制することもできる。

ただし、相手の並びによっては初手にミミッキュを投げたり、ボーマンダを絡めることがあった。

また、このポケモンには相手のボーマンダを流してもらった。メガハッサムの性質上どうしても相手のボーマンダの「いかく」が障壁になってしまい対面から物理技を耐えても返しで倒せないケースが発生してしまった。そこで相手のボーマンダを一度流してからメガハッサムで起点にするといった動きを可能にした。

 

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メガハッサム

146(4)-222(252)-160-x-120-127(252)

バレットパンチ / どろぼう / ばかぢから / つるぎのまい

 

本構築のエース。範囲が広い「つるぎのまい」+「バレットパンチ」+「悪技」をベースに今回はポリゴン2ナットレイを始めとした耐久ポケモンを葬ることができる「ばかぢから」を採用した。今回はギルガルドメタグロスを意識して「はたきおとす」ではなく「どろぼう」を採用した。

メガハッサムの性質上「先制技」を軸にして戦う事により「トリックルーム」を用いて切り返しを行う構築に対してはめっぽう強いため、ボーマンダとの完全な棲み分けが可能になった。

 

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ミミッキュ@フェアリーZ

149(148)-152(228)-117(132)-x-125-116
じゃれつく / かげうち / のろい / つるぎのまい

 

一世を風靡しているミミッキュ。基本的には「フェアリーZ」+「かげうち」で相手を落とす動きをする。前述のようにこのポケモンからゲームを始めることが多々あった。このポケモンは何をさせても強く、対面的な動きをさせたりギミックを破壊したり、ポリゴンZと同時に選出した際も最低限の仕事をして自主退場できるため裏のハッサムボーマンダの起点作成にかなり役立った。

Aを削って耐久に振ることを考えたがカプ・コケコやメガルカリオに対して打点を取れず「かげうち」に対する引きの選択肢を取らせたくないためこの配分を用いた。

 

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メガボーマンダ

181(84)-191(204)-151(4)-x-112(12)-182(204)
すてみタックル / じしん / ストーンエッジ / りゅうのまい

 

ハッサムの裏に置くポリゴンZと相性が良いメガボーマンダジャローダを抜くために素早さに補正をかけた。今回は試験的に「ストーンエッジ」を採用した。「みがわり」に関してだが現在の「みがわり」の採用率、及びそれを考慮した動きが定石となっているのであれば機能する場面はあまり無いと判断し、そうであれば範囲を広げるのが得策ではないかと考えこのような構成になった。「ストーンエッジ」は相手のボルトロスヒートロトムに対して良く機能したたがやはり命中不安であるためなるべく撃たないプレイングを心がけた。

 

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ポリゴンZ@ノーマルZ

175(116)-x-115(196)-170-95-135(196)

10まんボルト / れいとうビーム / みがわり / テクスチャー

 

ハッサムボーマンダが止まるポケモンを起点にできるポケモンであり、このポケモンが止まるポケモンハッサムボーマンダで起点にできる。このことからかなり完成度が高い積サイクルを形成することができる。

従来のこの手の構築は相手のマンムーを見た際にこのポケモンの選出が躊躇われることに悩まされた。しかし、ハッサムを採用することでこのポケモンが苦手な「マンムー」や「ポリゴン2」、「ミミッキュ」で止まることがあっても後続のハッサムで起点にすることができた。

本構築は「ポリゴンZが止まる選出をされたらハッサムが通り、ハッサムが通らない選出をされたのであれば即ちポリゴンZが止まらない選出をしなければいけない状態」を選出画面で作り出しており、場合によってはそれをボーマンダで行う事ができる構築となっている。

よって負けた試合はこのような「4枠選出*2」を強制することができない並びであることが多く、このポケモンの活躍度合いがこのパーティの勝率に直結する可能性が極めて高いと考えている。

 

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ゲッコウガ@いのちのたま

147-x-88(4)-155(252)-91-191(252)

れいとうビーム / じんつうりき / めざめるパワー(電) / みずしゅりけん

ゲッコウガはSnow Partyさんのブログ*3を参考にした。特定の構築と戦う際にステルスロックを撒く必要がないと感じた機会があったため、カバルドンでは無くもう1匹崩しを行えるポケモンを選出したほうが勝ちやすいと判断した。よって「メガ + Z + ゲッコウガ」のような選出をすることが多かった。

「じんつうりき」は半ば試験的に採用してみたが、バシャーモの処理ルートになり得たり「ブルルドヒドイデ」を壊すことができたりしたためとても面白い性能があると感じた。

少々特殊な技構成となっているため「このポケモンで抜ききる」のではなく役割破壊といった形でハッサムボーマンダを通すため「相手のサイクルに穴を開ける」ことを目的とした運用が主であった。

勿論、カバルドンの「ステルスロック」とこのポケモンの相性も良いためこのポケモンでのスイープをゴールとしたゲームを行うこともいくつかあった。

 

【結果】

シングル厨9位タイ

 

 

【感想】

シングル厨で応援してくださった方、対戦して下さった方、ありがとうございました。

久しぶりに好きなポケモンを軸に構築を組んでみました。自分が好きなポケモンで組んだ構築は愛着があり、引き続き使いたいとは思いましたが、ポリゴン2側もめざ炎を持つなどの対策を立てていることからこの構築に限界を感じ公開という形に至りました。

好きなポケモンと戦えた嬉しさの反面、高KPポケモンの対応範囲の広さに屈し涙を飲む形で構築を解散しなければならず悔しい思いをしています。

誰かがこの構築を開拓する際には応援しますので、質問等ありましたらブログのコメントにて受け付けます。

個人的にはゲッコウガの枠が怪しいためもう少しカバルドンを動かしやすくできるポケモンに入れ替えると良いと思われます。

ついでに受けループを崩せるようにするとなお良しです。

久しぶりに心から楽しい対戦をすることができました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

【Special Thanks】

・ずっと応援してくれたかみも君

・プレイングの指導をしていただいたジェットさん

・構築あげますbot

・参考にさせていただいた構築記事の執筆者の方々