【オフ使用構築】ラティハッサムゲッコウガ ver.2

【はじめに】

こんにちは、たかきおすです。今回はへべれけオフとある程度のレート帯にて使用したラティハッサム構築の記事です。完全に公開するタイミングを失っていたのですが何かそういう気分になったため投稿することにしました。

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へべれけオフで準優勝し、レートでも2000↑帯で何戦かしましたがある程度勝てたためできとしてはまぁまぁかなと言った感じです。

 

 

では本題に入っていきます。常体です。

【概要】

まず、ハッサムを動かすにあたりカプ・テテフが展開するサイコフィールドがとても大きな障害となるため、ハッサムが剣の舞をして火力を取ることはとても難しいことに思えた。そこで今回は所謂「オタクサイクル」*1の形をとることにした。

また、ラティオスに関してはミミッキュカプ・テテフを意識した鋼ポケモンの増加により従来のこだわりメガネを用いた火力を取る型の運用はとても難しいように思えた。

そこで今回は水技を使えること、浮いている事、氷が4倍で無いドラゴンタイプであるため草、電気タイプに強く出られることに注目しカバルドン展開や砂展開を崩すコマとして採用した。

そのほかのポケモンに関してだが、ゲッコウガガブリアスヒードランボルトロスを採用した。ゲッコウガはスカーフを持たせ先発に投げやすいスイーパーとして、ガブリアスは相手の物理ポケモンを削るコマとして、ヒードランハッサムとの補完を評価して、ボルトロスはこの構築の重たいところを支えるポケモンとして採用した。

本構築はメガハッサムを軸として周りのポケモンを動かし、とくにギミックが無い構築となったため構築の形態は「メガハッサムスタンダード」であるが、今回は自身が好きなラティオスハッサムの並びに今回のメインスイーパーであるゲッコウガ組み込んだため構築名は「ラティハッサムゲッコウガ」とした。

【個体紹介】上2体以外採用順に解説

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ラティオス@ミズZ
175-:-101-166-131-173
りゅうせいぐん / サイコショック / なみのり / めいそう
ミズZを持たせた撃ち分けができるラティオス。準速ボーマンダを抜けるところまでSに振り、Cは「素ハッサムのとんぼがえり+ミズZ」でカバルドンを落とすのを期待できる数値にした。この火力を実現するためにはラティアスには務まらず、カプ・テテフではカバルドンの後続にいるドリュウズに一方的に落とされてしまう可能性が極めて高いためこのポケモンの採用に至った。

「めいそう」は今回試験的に採用してみたが、機能する場面が多かったため考察してみるのは面白そうだと感じた。

 

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ハッサム@ハッサムナイト
177-150-154-:-113-66
177-170-198-:-133-76
バレットパンチ / とんぼがえり / はたきおとす / はねやすめ
おおまかな調整などはこちらを参考にした。*2

ただし、定数ダメージの減少よりはねやすめの回復量増加を優先してHPは極振りにした。

特筆するべき点は素早さに下降補正をかけているところ。素のハッサムカバルドンの下をとり「後攻とんぼがえり」ができるようになり、欠伸ループを切ることができる。これでラティオスを展開しカバルドン展開を詰めていく動きができる。

 

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ゲッコウガ@こだわりスカーフ
147-161-78-124-91-174
たきのぼり / とんぼがえり / ダストシュート / れいとうビーム
今回はこのポケモンをスイーパーとして採用した。とんぼがえりを採用することで初手で投げやすく、ミミッキュの皮を剥がしながらハッサムヒードランで有利対面を作ることができる。
下降補正をかけているのがBであることに関してだが、このポケモンが受ける物理技が影撃ちなどであることが多く、特殊技に関しては半減であってもかなり削られてしまうケースが多く考えられたためこのような性格にした。

 

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ガブリアス@ゴツゴツメット
191-168-122-:-106-169
じしん / がんせきふうじ / どくどく / ほえる
陽気ガルーラの冷凍パンチを乱数で耐える耐久を確保しつつ、ゴツメゴツメサメ肌サメ肌地震でガルーラを落とせる調整にした。ステルスロックを持たせたかったがこのポケモンが呼ぶポケモンに対して刺さるどくどく、そしてバシャやイーブイバトンに刺さる吠えるを選択した。
ゲッコウガラティオスがガルーラと対面した際に、このポケモンに引いてガルーラを削るのが主な仕事だった。

 

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ヒードラン@たべのこし
197-:-127-166-158-98
マグマストーム / だいちのちから / おにび / まもる
ひかえめHD極振り。ハッサムだけではカプ・テテフに対して押されてしまうため採用した。体力管理が難しく、相手の交代先にかける負担が極めて優秀であるためハッサムゲッコウガ、後述のボルトロスの対面操作のサポートを用いて行動回数を確保することが重要であると考えている。

 

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ボルトロス@オボンのみ
184-:-132-146-101-135
10まんボルト / めざめるパワー(氷) / ボルトチェンジ / でんじは
実数値はORASで流行ったHBベースのボルトロスの調整にした。この構築で重たいボーマンダボルトロスといったポケモンに対して投げていく。場合によってはバシャーモとも撃ちあったり、相手に麻痺を入れてラティオスで制圧したりと多方面で活躍した。 

 

【まとめ】

基本選出はとくに無くメガハッサムと2匹選んで選出するケースがほとんどではあったが、ガルーラに対してサイクルで受け回すのは難しいためガブリアスで削るのを意識した選出を組み込むことが多かった。

また、ヒードランを選出した時は何回ヒードランが行動できるかで試合が変わってくるため隙あらばヒードランによる有利対面を作るように心掛けた。

 

質問等あればコメントにて受け付けます。お気軽にどうぞ◎

 

 

*1:ナットレイロトムなどといったポケモン同士による補完を用いて定数ダメージを稼ぎスイーパーで火力を取るサイクル構築

*2:パーティー紹介 ラティハッサム シングルレートシーズン2 6位 シーズン3 4位 - no rivalry no life

藍玉杯優勝報告 / メガ進化の評価

チーム戦の大会で優勝しました。5戦やってチーム全員4勝1敗です。

もちろん味方に助けられたこともあり、評価がしにくいのは否めませんが、自身初めての実績であり、普段のチーム戦は運営をしている都合上通話などもできないのですが、今回は一般人として参加したため、通話しながらチーム戦を行うことができました。とても楽しかったためブログに残すことにします。

 

使った並びは以下の物です。

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リザミミの選出率が死亡してたのに加えて、一度の大会でポリゴン2に3回泣かされたため全体的に修正をしようと思います。

 

あと、僕自身のメガ進化の評価ですが、

S いない、少なくとも6世代ガルーラの椅子に座れるポケモンはいない

A f:id:kiossamu:20160604222345p:plain f:id:kiossamu:20160815010649p:plainf:id:kiossamu:20160815014622p:plain

B f:id:kiossamu:20160703220050p:plain f:id:kiossamu:20160223173049p:plainf:id:kiossamu:20160925010154p:plainf:id:kiossamu:20160925014002p:plain 鮫

(同ランクは左のほうが高め)

AとBの差はあんまり無く構築の内容次第では簡単にひっくり返せると思いますし、今はどのメガ進化も選択肢に入ると考えています。

6世代のメガガルーラが居座っていたSランクに座れるポケモンはメガ、通常含めていないため、Sランクに何か置きたいのであればキャラランクの範囲?というか枠?を少し下げる必要があるのかなと思います。(上のランクの場合ゲンマンダリザXがSになってその下がAになる、もしくはゲンガーのみS、A+に上げる)

もちろんここにいないルカリオハッサムクチートといったポケモンも現環境では開拓されていないだけで、ある程度の力はあると思うので有識者のこれからに期待したいところです。

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こいつら全員、鋼タイプのくせにテテフに勝てねぇのゴ

 

最後に、今日一緒に戦ってくださったジェットさん、泡沫さん、ありがとうございました。今日またポケモンのいい思い出が1つ増えたので大切にします。