構築とプレイング

歴が長いなりのことを

 

7世代あたりから顕著だが、特に今の時代はめちゃくちゃ「プレイ勝ち」を狙いに行く傾向が強い。

こちらが想定しないプレイングを序盤から強引に通して勝ちを狙いに来る相手が非常に多かった。-ORAS】ガルクレセウルガ【シーズン17使用構築(最終2242&2231)】

そもそもゲームの取り組み方自体が時代を経るにつれて変わった。構築とプレイを全く別のもと定義付けるなら180度変わったことになる。

レートは型共有以前に配信や他の口コミ、環境の考察や再戦(これが最重要)などで型が割れやすい。特に7世代においては、変わらないルールもあって「プレイ勝ち」が必須条件となった。長い期間考えられた&構築記事の拡散で素人でも勝てる構築を組めるようになったことで良い構築+相応の練度は勝つために必須の条件で、差を付ける箇所がプレイング(選出)しか無かったとも言える→ゴーリと催眠ゲンガーが強かったからプレイ勝負を避ける選択肢も一応あった。

 

逆に、昨今のランクバトルはルールの切り替えが速く、素人が納得できる構築を組むのがめちゃくちゃムズい。

ポケモンの構築は組むのが難しく、そこで最上位勢に追いつくのは本当に途方も無い知識量と「正しい努力」が必要となる。

もちろんプレイを向上させるのも大切だし、努力の質は問われるが、ひたすら繰り返せば、効率は悪いが統計的に正しいプレイと間違ったプレイは分かるようになる。
(例:ギロチン連打しても本当に勝てるようにはならんよって言うアレはコレ"寄り")

 

構築の差を埋められないならプレイで差を埋めるしか無い。一点読みの選出や技選択はこうして行われる。逆にプレイの差を埋めたいなら構築でその差を埋めることになる。考慮外のポケモンやメタ読みといった要素はここになる。

-相手のプレイ、選出に対して文句を言う人
プレイ勝ちを狙う
-相手のポケモンや構成に対して文句を言う人
構築勝ちを狙う、メタゲームを好む

もちろんこれらはどちらかという話でも無いので注意。Twitterだと相手のプレイング、選出、マイナーポケモンにキレてる人が多いのでプレイ勝ちとメタ読みで勝つ人が多い印象。とはいえ公の場で構築に言及したらそれはそれで怒られそう(型晒しに該当されるので)

 

・運について
一撃技の当てる当てないはプレイでひっくり返すのが難しいため、構成でカバーするしかない。ヘイラッシャに対しては挑発+飛行でケアが効くので完ケアしたいならそういった選択肢が重要。「みがわり」なんかも優秀。

速いポケモンで組めば怯みや追加効果、急所は減るし、じめんタイプを軸にすれば電磁波も気にならない。

もちろん運をケアした構築が強いかと言われたらそもそも強い動きが無ければ勝てもしないので、ここは難しいところ。

運をプレイで捲くるのは、体感めちゃくちゃ難しい。逆に構成で環境主流の運ゲを回避できるならそれは勝つ要因でもあるので、僕が今季やるならエースがギロチンドゲザに100負けないエースを据えることになるのかなとは思った。
(前期はヘイラッシャに負けないゴツメツキを使ったので)

具体的には身代わりキバとか、格闘ハバカミとか、ミミッキュとか。多分これでは浅いので潜りながら色々試す感じにはなると思う。

ここは構築というより「軸の選択」がカギになってくるのかなと。

 

自分の場合は負けた原因を構築と選出とプレイのどこに結びつくかをこうして考えるようにしているのだけど、正しく分類ができるシーズンは良いポケモンライフが遅れているので困っている方は参考にしてみては


・一応
プレイ勝ちと構築勝ちのどっちがすごいかとかは特に無いとは思います。前述の通りもらえるレートに差は無いので。
ただ僕の場合はプレイ勝ちするより構築勝ちする方が効率が良いと思ってるので構築で勝ちに行くことが多いです。というかそれしかできないって言い方が正しい。