ポケリーグ

が、嫌いというのは語弊があるけどまぁあながち間違い無いので

 

・ちょっと長いですが前提

元々ポケ勢全体で「大会の楽しみ方」が浸透していないなーというのをずっと感じていました。元々葉桜杯はそこを意図して作られ、運用しています。

あとは葉桜杯という企画自体が「対戦そのもの」を大切にしています。例えばFrontierやからきおす杯などは扱う対戦そのものはランクバトルと同類ですが実際には普段プレイヤーが遊ぶ形式とは離れています。

イベントを楽しんだり熱量を持って取り組めるようにならなければこれらの企画を楽しむことは難しいと感じます。

言い換えればFrontierはプレイヤーにとってレベルが高いし、葉桜杯はプレイヤーにとってレベルが低いと感じています。
葉桜杯の楽しむ素養がなければ、Frontierなど必要なプレイヤーレベルが高い企画が成立しにくくなると考えています。実際に葉桜杯を楽しめと言っているわけでは無いです。
具体的には、
1.優勝したらツイートをする
2.知り合いや推し、対戦者の応援をする(コメントなど)
3.自分がイベントの領域に携わったらツイートをする
他...色々.......

こういったイベントにおいて基本的なプレイヤーの行動が界隈に浸透し切っていないと感じているため、葉桜杯のような「ただの対戦」から「イベントに触れる」ということを大切にしています。

プレイヤーにとってレベルが高い大会になるほど参加者や運営の発信が大切になってきます。現状多方面でチーム戦が企画されてるっぽいですが、この「プレイヤーのレベル」はかなり大事になってくるんじゃないかなとずっと考えています。だから葉桜杯のような「従来の対戦そのもの」をイベントとして楽しむ素養が「界隈として」なければ「興行イベントとしての対戦」は成立しないというロジックです。

 

さて、ポケリーグはファンミーティングが併設されているイベントです。
例えば「葉桜杯はプレイヤーがイベントの楽しみ方を学ぶ場」として設定していますが、ポケリーグの場合は「イベントとしての対戦の入り口」という認識でいます。

もちろんファンミーティングのような交流イベントが設定されているのはもちろんですが、対戦自体は「葉桜レギュレーション」、「スイスドローBO1⇨本戦トナメBO3」を扱っています。

・葉桜レギュレーション
葉桜杯(オフ)で運用されるレギュレーションですが、どの大会においても扱いやすく、プレイヤーが理解しやすいレギュレーションでありながらなんらかのアレンジを加えやすくなっているレギュレーションとして意図して作りました。競技性を担保しながらプレイヤーへの導入が安易であるためかなり使いやすいはずです。

 

ポケリーグはファンミーティングの側面があるイベントですが、「扱う対戦そのものは競技的志向を重視している物」です。ポケリーグが「イベントとしての対戦」を楽しむ場でありプレイヤーにとっての導入として機能させることが主な目的でした。

事実、ポケリーグの開催にともなってHazeや葉桜杯-夏之陣-の参加者数は大きく伸びたような気がします。

ポケリーグ自体は「YouTuberマネーで企画されており、インフルエンサーの名前で集客を行うイベント」であるため思想的な箇所においては競技対戦から離れており、界隈が自立するためのステップを踏めていないことが問題だと考えています(嫌いな箇所)
しかし、そもそも「プレイヤーにイベントを楽しむための素養」がなければこの問題は解決しないと考えているためやる必要がある、と言った認識です。

 

とはいえ、浸透はし始めている気はします。あとは葉桜杯が意図した部分も大きいですが、現行世代出身のプレイヤーは自然とレベルが高いと感じているので、現在あるものを運用していけば自ずと伸びていくのかなと考えています。

 

手短に言えば「ランクバトルだけではなく、イベント対戦を文化として浸透させる」ということを目的に葉桜杯とその入り口であるポケリーグを運用しています。

・イベント対戦を定着させるステップ

ポケリーグ▶︎葉桜杯や他の大会・オフ▶︎Frontierやプロリーグ

みたいな段階なのでポケリーグは大事かなーと考えています。逆に言えばいずれは必要がなくなるものですよね。ファンミってファンミだけで行う方が必要なリソースも少ないですし。文化として二番目の物がスタートになればそうなるかなと考えています。

強めに言えば二番目が成立してるか怪しい状況なのに三番目がうまくいくわけねーだろってところです。