POKE LEAGUEの運営が決まるまで怖かったこと

これまでのポケモン界隈ってイベントが独立しがちで他のイベントと手を取り合う機会があまり無い気がしました(とは言え幸いここ最近では急激に増えた気がしてます)

真皇杯は各所オフライン大会が協力しあっていましたが、とはいえ、ランクマ勢(当時のレート勢)などとの交流が薄かったりと、界隈の一体感みたいなのをあまり感じられなかったり、対戦勢全体におけるアイデンティティの分散が気になっていました。僕自身両方の領域に身を置いていた過去があり、7世代の頃からこれを感じていて、自分が人と人とを繋げないか、イベントや企画同士をつなげないかをずっと考えていた次第です。

正直自分自身が人間として至らない部分が多く、言動が幼稚な部分もあり、一部の方からは避けられている自覚があります。とはいえ、誰も動かないのであれば状況が思うようにならないのも明白だったので自分なりに動いていました。

加えて、昨今では対戦勢でありながらYoutubeにて勢力的に活動する、名前をあげるのであれば今日ポケチャンネルの3人がいます。発信活動に勤しむ傍ら、やはり彼らをはじめとした発信を続けるプレイヤーの本拠地は対戦コミュニティだと思いますし、そういった方々や、一プレイヤーとして目標を持って取り組む人間が「プレイヤーとして」今まで以上に楽しく活動できる場所を模索し続けています。

僕自身の活動がこれまでのオフライン対戦文化を否定するものではないか、Youtubeで活躍する彼らにとっての枷にならないか、現存のプレイヤーを目標とする活動領域まで導く術として不適では無いかと不安でした。

実際のところ「葉桜杯は大会文化を確立させる上では迷惑だ」とか、「既存の文化を否定しかねないスポンサードを募るのは理解できない」などの言葉をもらうことがちょっとだけあったことは否めません。声がわずかでもあるということは自分が加害者になっている可能性は十分あり、これらの活動が本当に界隈の足を引っ張っていないか、何度も疑いました。正直、確信を持って「大丈夫」と自信を持つことは難しかったです。

今回のPOKELEAGUE-offline-を企画する上で、バンビーとあしゅさんから実際に頼まれた際にはすごく嬉しかった記憶があります。少なくとも、「ポケモン対戦コミュニティに多大なる影響を与えている人間」から認めてもらえる団体・大会を手掛けられていたこと、嬉しかったというのは正確ではなく、「安心した」と言った方が正しいかもしれません。とにかく、本気で活動している人間の糧になれると知った瞬間に自分の行動を肯定してもらえた気がしました。

とはいえ本当に自分でいいのか、僕自身の考え方・姿勢・結果・数字、そのどれもが足りていない自覚があり、彼らが求めるものがあるのかが不安でした。それを満たせていないのは僕自身の不甲斐なさ故であり、未熟さ、自身の規模の小ささが招いたものです。本当に声をかけてもらったバンビーに対してだけではなく、いつも一緒に動いてもらっているでぃーさん、結城君、くあぐ君の3人にもひたすら申し訳なく感じていました。

 

それでも今回のイベントを通して見てもらえたかとは思いましたが、すごく良いイベントに仕上がったかと思います。剣盾中、みなさんからもらった応援をきちんと力に変えることができたと感じています。まだ発展途上であり、これからの文化ではありますが、一歩目としては満足いくものが出来上がったと感じています。

 

本当に僕一人では何もできません。みなさんの協力・応援のお陰もあり無事イベントを終えることができました。

今後も妥協せず、イベント作りや企画考案に勤しむ日々を送れそうです。
ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。

 

・Special Thanks
常に分からない事や不安があったら相談に乗ってくださったRefuさん

急遽運営に入って頂いたとすTさん

デザイン方面で唐突な打ち合わせにも対応してくださったれっさあさん

いつも僕の相談に乗ってもらってるスポンジさんとばっどさん

会場にて当日手伝ってくださった皆様