「偉い」について

普通よりもすぐれているさま。

㋐社会的地位や身分などが高い。「会社の―・い人」

㋑人間として、りっぱですぐれている。「苦労しただけあって、―・い人だ」

 

果たしてこの言葉は実況解説が使うのにふさわしい言葉か?
前提として偉いとは人を評価するための言葉として一般には浸透している。

えらい
普通よりも優れているさま社会的地位や身分が高い人間として立派で優れている
果たしてこの言葉は実況解説が使うのにふさわしい言葉か
前提として偉いとは人を評価するための言葉として一般には浸透している
ただしゲーム界隈ではしばしば偉いという言葉が実況解説において使われる
配信における主役はプレイヤーだだからこそ実況解説はプレイヤーを敬いプレイを褒めなければならない

ただしその褒め方つまりは言葉の使い方が果たして適切なものであるかというのは常に考える必要があるだろう
ゲーム用語における偉いと一般社会におけるえらいこの両者の意味が違うのであれば実況解説におけるえらいの表現は正しいといえる
実況解説の役割は視聴者に何が起きているかを伝えること加えて視聴者が理解できていない部分を代わりに理解してあげること、それを言語化し視聴者の感情として実況解説が表現する
つまり実況解説が使った言葉はそのまま視聴者の感想として実況解説が抱いた感情はそのまま視聴者の感情として世間に認識されるのである
つまり実況解説が上から目線な解説をするのであれば視聴者からもプレイヤーにとって圧力的な味方にもなるし、逆に言えば実況解説がプレイヤーを敬うのであれば自然と視聴者もプレイヤーを敬うのではないだろうか
これが事実であるならば果たして偉いという言葉は実況解説において適切であるかすぐに分かるだろうただし、これは視聴者層によって大きく異なる問題でもあることは事実だゲーム用語におけるえらいはあまりにも浸透している
先ほどシャドウバースのプロリーグを見ていたが当たり前のように偉いという言葉が使われていたそして視聴者は誰一人としてそれに疑問を抱いている様子はなかった
私を除いて

少なくともポケモンにおいて偉いを使う気にはならない。なぜなら競技シーンとしてあまりにも発展していないからだ。