遊び方を増やす

ちょっと不透明な気がする。

どこかでも書いたり言ったりもしたと思うけど、前提にあるのはこの解説を通して得て欲しいものがいくつかあって、

ポケモンの遊び方を増やす

・セルフブランディングを行う

・将来自分がどうやってポケモンを遊んでいくかを考える

主にこの3つ。ただやるだけでは時間の無駄だし、何か本人にとって良いものになればなと思いこんなことを言ってるけど実はこれが解説にとって重荷になってるのかなって思ったり。

 

そもそもポケモンというかゲーム全般というか人生というかコンテンツ万物において「何も考えない」というのは一番簡単に幸せになる方法。

単細胞生物うつ病にならないし、インターネットが普及した直後にブータンの幸福度指数が激落ちしたみたいな話でこれらは明らか。「考える」という工程は自身の成長につながるけどそれと同時に「不幸に気付く」というデメリットもあるわけで。

まあ何も考えずにやるから大学は留年するわ社会人で無気力になるわって話だとは思うのだけど、葉桜杯の解説に携われるくらいポケモンを頑張ったなら何か人生において大きなコンテンツになって欲しいななんて思う(前3人によるブランディング後の話)

でもこれを強要するのは良くないというか、プレイヤーという立場においてこれを強要しようとした結果7世代で僕は嫌われたわけで、今は解説に対してこれをやっていると思うとちょっと成長がないかもみたいな話にもなる。

いや、でもさ、じゃあ考えないでなんとなくでいいわけ?とも思う。

もちろんこういったことを考えるのはもちろん、そもそも解説自体重荷なわけだから彼ら3人に対するヒアリングというのはなるべくたくさん行っているし、スポンジさん塩麹さん8lu君の3人にもなるべく行った。特にスポンジさんと塩麹さんに関しては今後の活動の相談もたくさん受けたので考え方とか選択肢を色々提示したりもした、はず。

今の3人はみんな芯が通っててやりやすいというのが本音。でもそこに甘えたら彼らだって苦しいと思うしケアみたいなのはきちんとしないとなって思ったりもする。

何も考えずにポケモンだけ頑張って「結局何があったの?」に対して回答が無いほどに悲しいことなんてあるかな。本当に何も無いと思う。

別に昔はそれが普通だった。でも今はそうじゃない。プロリーグとか、賞金とか、メディアとか、かっこいい未来がある。

ポケモンは少なくともそういう物がない。別に老人からしたらそんなのどうでもいいみたいな話はあるかもしれないけど、魅力がないコンテンツなんて廃れるだけだと思う。別に全くないとは言わないし、ゲームブランドのパワーでなんとかなっちゃう部分が大きいのも事実だけどそれはそれでじゃん。

ゲームをするのだって夢がある時代。でもポケモンにはそれがないというか乏しいというか、足りないよなって思う。「シングルバトルを頑張った先に得られるものって何?」に対して明確な答えを作れる人間になって欲しいなって思いながら解説をお願いしています。

僕は今トンカン作ってるしそれが認められるようになるといいなーなんて思う。