葉桜オフをやったため所感をまとめておきます

後半の文章は劇物なので共有は一部の人間のみにしてもらえると嬉しいです

使用したツール、システムのレビュー

・Tonamel

受付の時に紙とペンが要らなくなりました

QRコードを用いたチェックインが可能でこれが楽でした
(複数箇所で受付を行えて、スマホ一個でできる)
▶︎出席データをサイト上で一括管理できるので非常に楽です

ただし、キャンセル待ちの案内と、参加者のキャンセル履歴はTonamel上に残らないため何らかの手段を用いた方が良いです(Googleと併用がいいかもしれません)

この件に関してはTonamelコミュニティマネージャーのさとけんさんに問い合わせを行なったためもしかしたら今後改善されるかもしれません。

・BO1→BO3の形式について

対戦開始が10時 昼休憩込み6ラウンド

予選終了が13時40分

本戦終了が18時

48人スイスドロー6回戦で17人の決勝トナメ
準決勝は2試合とも配信卓で行ったため一試合ずつの進行でした

・ライブ大会使用のメリットとデメリット

- パーティ登録、勝ち数記録を行うので不正防止の観点で優秀でした
- オフ全体の時間を縮めるに当たっては15分ルールは結構嬉しい気がします

結構不具合が多いです。特にザシアンバグが確認できたので仕様は参加者間できちんと共有するべきだと感じました。

配信のクオリティが勝手に上がるのが運営としてはすごく嬉しいかなと思います

ただし、フレンド戦では運用できないルールが多いため導入の際には注意してください。配信卓だけライブ大会を導入すると「その卓だけレギュレーションが違う」という問題が発生します。

・オフライン対戦会専用のDiscordサーバーを作った感想

- 参加者視点で必要な情報を全部まとめられていること
- ルール・注意事項説明の時に手元の資料として機能すること
- それらの引継ぎを行いやすいこと

この3つを目的として導入しましたが、いずれも高水準で達成できました。
他オフ会同士での連携も容易になるため、管理する運営側は大変ですが、その分仕事が減ることに加え、参加者側もわかりやすいシステムになっているため積極的に導入した方が良いと思いました。
特にメリットを感じた点としては、

・参加者のルールの聞き漏らしが殆どなかったこと
・起きた参加者の問題が全て僕のところまで共有できたこと
・各ツールの仕様方法の質問が極端に少なかったこと

の三点です。

昨今のオフ金銭事情について

・参加費に関して(一番読んで欲しい箇所です)

ある程度はマネタイズ(収益化)しないと後進が現れません。交流の場として開催するなら良いとは思いますが、競技化などの何らかの意思があって開くのであれば妥協はしては行けないと強く思いました。

そもそもスマブラがコロナ禍でもオフライン大会を水面化で進められた理由に反してポケモンが進められなかった理由に関しては「資産不足」が一番の原因です。

そのオフ大会だけをやりくりするためだけならまだマシで「交通費や昼食代」は運営の自腹という体制は運営側のリソースが失われる原因となります。

ものすごく思想的なことを申し上げますが、参加者も運営も貧乏思考だと界隈全体が貧乏になります。

企画の主催というのは「自分がやりたいからやる」というものが一般的で自身のはじめはそれだったのですが、後進の人たちは「既にある物に携わる」という思考がモチベーションに関わってきます。
主催は「クリエイティブ」な要素が運営の軸になってきますが、後進は「繰り返し」の部分が運営の軸にすり替わります。「クリエイティブ」は自分の創作・承認欲求を達成できるため自身のリソースを犠牲に達成してもリターンが釣り合いますが、「繰り返し」に関しては上記2つの目標を達成しにくい性質があり「自身のリソースの損失とリターンが釣り合わない状況」に陥りがちです。

後進は「何らかのリターンがなければ」出現しません。
Frontierも葉桜杯も辛うじて続いている理由は「活動の場そのもの」が自身の経験として資産になっているからなんとか続いている状況だと予想しています。
ただこの2つもいずれも「繰り返し」の一つでしかなくなりリターンは薄れていきます。
企画や大会は「一発の大きさ」ではなく「継続」が生命線です。
過去の大会もこの「継続」がおこなわれておらず、結果として資産不足に陥り、コロナ禍からのスタートがどの企画も遅れたという状況です。僕はキチガイだから若干スタートが早かったですが、コロナ禍にて中止になったオフ大会の被害総額は3万円です。(全部自腹で解決してます)
諸々込みですが、この程度のリスクすら負えない人間や団体が僅かしかいなかったことこの界隈の弱点です。

スマブラの会場費は一回で何十万ものお金が動き、それが中止になるリスクがあってもなお企画をすることができる資産、体制が整っているからそれに踏み切れました。
ポケモンのオフ文化に関しては、これが無いためほぼ死滅したと言っても過言ではありません。
同じことを繰り返したくないのであればこれまでの会場費だけを賄うための参加費徴収ではなく、

- スタッフの昼食、交通費
- 必要な機材費
- イラスト料金や印刷所への注文費用
- 積み立てた上で大きい会場を借りる際の初期費用

運営で利益を発生させればオフはいくらでも豪華になります。

これまでのポケモンオフ会の運営は身を斬りながらで、正直今回の葉桜杯秋の陣もその側面は否めませんでしたが、参加費を上げることで都心で行い、配信卓はふかふかの椅子で行いました。
会場にパソコンがあったため運営の準備も楽でしたし、従来のオフ会よりはるかに少ないリソースで過去一番でクオリティが高いオフ会ができたのも事実です。

将来的にはこういう場所でやるためにも今はどのようにしてマネタイズするかをかなり優先して考えている最中です。

等オフで発生した利益は無利子で他のオフに貸し出しても構いませんし、最悪ぽしゃっても泣きはしますが許せる体制を整えるつもりです。

目標が同じ場所なら思想は違えど協力できることは自分を押し殺してでも何でもします。以上です。

 

やれること一覧

・金貸し

無利子です。ただ界隈である程度信用がある人に限ります。流石に。
利子はないとは言ってもなにかリターンがあると嬉しいかも。オフのお手伝いとか、宣伝とかでも構いません。一応ついでに書いておきますが焼肉は大好きです。

・配信、運営協力

弊チャンネル「Pokemon Battle Streaming」にてオフ対戦会の配信協力を行います。
あとは当日会場で働きます。配信機材等はこちらである程度準備します。
ただし、この場合は交通費、昼食費、機材維持費、必要であれば通信費用+αをいただきます。(ポケットWiFi等)
後払いで構いませんが都内であれば一万円あれば余裕を持って対応可能です。
概算3000~5000円くらいでまとまりはしましたがその場合は次回もお願いしますみたいな感じであれば受け付ける予定です。一回の利益より継続の方が大切ですので...

他地方であれば新幹線代という形にはなりますが駆けつけます。

一応ですが、こちらは私自身の都合と相談という形になります。

・オフ対戦会のスタートアップ、Discordの導入

葉桜杯には参加者向けサーバーが存在し、オフ会用の方でよければ専用のチャンネルを設けます。どの程度こちらが介入するかはその都度相談可能です。