葉桜杯運営が頑張ってた話

大会の運営がゲームに詳しいかっていうのは我々だけではなくて一般企業に当てはまったりもする。

そもそもゲームメーカーが大会運営会社に大会やってとお願いするケースが多いのだけど、その会社がポンコツで〜ってケースは少なくないらしい。

で、これはポケモンの大会にも言えることで、そもそも「大会運営ってポケモンに詳しいの?」というのが問われるケースが多い。

理由は主に3つ

・ゲームシステムに沿った大会デザインができるか

・選手間のトラブルを解決出来るのか

・選出の気持ちを理解してあげられるのか

ここら辺をプレイヤー側は無意識に意識していて、これらはプレイヤーの安心感にも繋がってくる。

僕が開催したBattleFrontierというオフライン対戦会(現ポケプロとは1ミリも関係してない)は、従来の対戦オフに来なかった人たちにも来て頂いたりと結構嬉しかった記憶がある。その際にとある人の振り返りキャスで

「これまでのオフに比べてレートをやってる人が運営だから行こうかなと思った」

とのコメントを残していて、当時の僕は結構喜んでいた。

 

いや?

 

違くね?

 

そもそも冷静に考えてみて我々ってどう考えても「やりすぎ」な立場な訳で、そもそも自分はだいぶポケモンをやってる部類な人間だと自覚してるけど、全ての運営にこれだけの指標を求めるかと言われたら流石にそれは違うとい気がする。

厳密には「そういう人」は居た方が良いけど、全員が全員そういう人で固める必要は無い。

別に演出が得意な人が居れば、事務作業とサポートが得意な人も居る。責任を取るために敢えて暇な人を用意しておく必要もあるし、将来を考えて何も知らない人でも色々教えながら少しずつ育成する必要だってある。

組織とはそういう物なのだけどプレイヤー側にそういう浸透がイマイチしてないなーと感じたのは葉桜杯黎明期。だったらこの大会を育てるにあたってそういう認識とかも育てないと行けないよなみたいなことは考えて葉桜杯をデザインした。

 

とは言え、昨シーズンででぃーさんと結城くんはきちんと「結果」と呼べる結果を出してくれたし、そもそもでぃーさんに関しては僕より順位が高いわけだしそこに関しては本当に嬉しかったというか。

結果を出せてないからそういうスタンスを大事にしてるんじゃなくて、出してても運営ってのは実力だけじゃなくてきちんと多方面で参加者のサポートを行う必要があるんだよというのを伝えて行く動きを取れるのがめちゃくちゃ大きい。

ってのを今まで言わなかったけど折角の機会だし言ってみました。説得力が違ぇ〜マジで。