【ボスラッシュ使用構築】マンダ軸カバスタン(S7最終2094)

【挨拶】

 こんにちは、たかきおすです。
 ボスラッシュに参加していただきありがとうございました!

 本構築記事は目次を設けています。上手く使ってみてください。

【はじめに】

 さて、今回のボスラッシュでは昨シーズンに引き続きカバマンダで戦う事にしました。前回のボスラッシュでは色々お試しをする人が多かったためそれを受けて勉強になればと思い本大会での運用を決めた次第です。

 本構築は僕がメガ進化の中で一番強いと考えているメガボーマンダとその性能を引き上げるカバルドンを軸に組んだ構築です。加えてこだわりスカーフを所持したカミツルギが良い性能を持っているとの情報を得たのでそこから構築を組み始めました。

 英語ROMしか持ってないために、画像はこのような表記になっていますが個体紹介にて再度紹介するので安心してください。

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では、解説していきます。

【構築解説】

【個体紹介】

f:id:kiossamu:20160611151449p:plainカバルドン@マゴのみ
特性:すなおこし
腕白:212-132-171-x-110-67
じしん / あくび / ふきとばし / ステルスロック
f:id:kiossamu:20160815010649p:plainボーマンダ@ボーマンダナイト
特性:いかく
いじっぱり:197-189-151-x-130-151
おんがえし / みがわり / はねやすめ / りゅうのまい
f:id:kiossamu:20170725222026p:plainカミツルギ@こだわりスカーフ
特性:ビーストブースト
ようき:135-233-151-x-51-177
リーフブレード / スマートホーン / はたきおとす / せいなるつるぎ
f:id:kiossamu:20160703214802p:plainギルガルド@たべのこし
特性:バトルスイッチ 
なまいき:167-70-170-85-206-72
かげうち / シャドーボール / どくどく / キングシールド
f:id:kiossamu:20170108194621p:plainカプ・コケコ@フェアリーZ
特性:エレキメイカ
おくびょう:145-108-105-147-96-200
10まんボルト / マジカルシャイン / ボルトチェンジ / めいそう
f:id:kiossamu:20160612211912p:plainゲッコウガ@ミズZ
特性:げきりゅう
おくびょう:147-90-87-155-91-191
ハイドロカノン / ねっとう / みがわり / みずしゅりけん 

【構築概要】

 今回はギミックを用いずに「こちらのZ技を効果的に通す」、「相手のやりたい事を潰す」の2つのコンセプトを意識して組みました。カプ・コケコとゲッコウガは「通し」として、カミツルギギルガルドは「潰し*1」として優秀なポケモンだと判断しこの6匹に決まった次第です。
 基本選出はカバマンダ@1で、選出画面でどちらのコンセプトを意識をした選出をするかによって3匹目を決めていました。もちろん、汎用性が高いポケモンで固めた事によりこの4匹を軸にした選出をしてもパワー*2を維持した選出ができるようになっています。

カバルドンの三竦み】

 今回の並びを選択した理由はいくつかあるのですが「カプ・コケコ+水タイプ」を選択した理由はこれにあります。シングルバトルにおいてキーワードに上がる「三竦み」に関してですがこの構築は「選出画面におけるカバルドンの三竦み」をかなり意識しています。

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 カバルドンにはこの三竦みが発生しやすい傾向があります。まずはこれに参入する、その上で制するために「カプ・コケコ+水タイプ」の並びを組み込む必要がありました。「リフレクター」を持っているカプ・コケコが強い理由はここにあり、毒と合わせてカバルドンに対する矢印を逆にするまでは行かなくても互角にすることでこの竦みを解消していました。「リフレクター」型と比較すると今回はカバルドンに対しては一度引く必要ができてしまいますが、この竦みを解消しつつ相手のカプ・コケコに強いカプ・コケコである「めいそう」を搭載した個体を採用しました。
 カプ・コケコがフェアリーZを持っているためヒードランギルガルドメタグロスに対して少し不安が残ります。そこで水タイプは瞬間火力に信頼を置いているミズZゲッコウガを採用しました。ゲッコウガを見せ合いに置く事でカバルドンを後ろに置かせる、或いは選出させないようにすることで初手のカプ・コケコによる負担をかけやすくしています。
 この2匹のZ技でサイクルを疲弊させマンダを通す、またその逆も然りです。

 

【積みへの拒否】

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 カバマンダを運用する際に主にギャラドスアーゴヨン、この2匹が重くなりがちです。「ステルスロック」を撒きボーマンダを先に展開することで制することができますが、毎回その立ち回りを行うのは極めて困難な事だと考えました。それに加えて、相手に展開させてからでも切り返しを行えるポケモンを組み込むことで、立ち回りや選出の幅が広がると考えてカミツルギギルガルドの採用に至りました。よってカミツルギギャラドス以外にも他の積みポケモンを切り返せるように陽気最速の調整を、ギルガルドアーゴヨンの「+2だいもんじ」を耐えるような調整を施しています。この2匹はあくまで相手のポケモンを潰す枠としての採用でしたが汎用性が高く、ボーマンダを差し置いて抜きエースになることが何度かありました。

【主軸と総括】

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 幅広い相手に選出できるこの2匹を選択しない理由は無いと考え今回はこの2匹を採用した次第です。
 また、他のメガ進化ポケモンを軸にした構築を考えた際に前期のCalc.さんの並びとの対戦を何度もシミュレーションしたのですが安定した勝筋を作る事が難しいと考えました。それよりかは、フェアリーZを持ったカプ・コケコを軸にゲームメイクしたほうが良い勝率を出せると考え今回の構築に至った次第です。

 つまりは、カバマンダが強いからというよりかは、カバマンダの崩し方が分からないためカバマンダを使用したという事になります。かなり消極的な選択ですがこれが僕にとってのベストな選択だと考えています。

    

【結果】

ボスラッシュ   死亡
シーズン7        Fin 2094   Max 2146

 前期のレートにおいてもこの並びを使用しておりレートは一時的に2146まで伸ばせたのですが落としてしまいました。2140台には4度ほど到達しましたが色々と恵まれず、最後は致命的なプレイングミスをしてそのまま転落、最終レートは2094です。あまりにも悲しいですね。悔しい限りです。

 

【参考文献】

参考にしたカバマンダ

生意気なギルガルド

 

個体値を所々妥協してるので使った構築と違うところがあります。あくまで理想値での表記です。質問等ありましたらコメント欄にて受け付けます。

*1:≠対面性能、そのままの意味

*2:ここでは多くの勝筋を確保できるの意