企画して思うこととか

まず、初めに。

本日はボスラッシュに参加してくださりありがとうございました。

諸々の事情で僕は参加出来なかったためそのうちさくらんさんに土下座してもう1回開こうと思います。

ソロモンさん、仮眠厨さん、大変申し訳ありませんでした。

 

今回第1回ボスラッシュが終わったわけですが、少しだけ長いお話でもしようかと思います。さくらんさん、および他の運営の方々には彼らなりの想いや考えがあると思うので、ここに書いてあることは「たかきおすの独り言」として受け取ってもらえると嬉しいです。運営の総意では無いことを言っておきます。

 

導入も兼ねて僕が初めて参加したオンライン大会のお話をしますね。

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ある夏の日のこと。当時、僕が通っていた大学にはポケモンサークルが無かったため、独りでポケモンをやっていました。この頃はTwitterも今ほど活発ではなく、一日に2-3度パラパラとタイムラインを見返す程でした。

すると、タイムラインに困っていた人がいました。チーム戦で1人急用ができたため、このままでは大会に出られなくなってしまうようです。

その人とは当時ただのフォロー/フォロワーでそれ以外に交流はありませんでした。

数年前だからどんな心境だったかはあやふやですが、かなり勇気を振り絞って声をかけたことだけは覚えています。

するとその人は快く僕を引き入れてくれました。

 

味方とも上手く噛み合い決勝戦まで来ましたが、僕は決勝戦で負けてしまい、チームも負けて準優勝でこの大会は終わりました。その試合、僕は対戦相手に文字通り何も出来ずに負けてしまったことがとても悔しくて、「強くなる」と決心したのです。この時、僕のポケ廃生活がスタートしました。

そんな心境の変化だけでなく、もう一つ変化した物があります。人脈です。

僕はこの大会を経て「ポケモンを一緒に考える人」を得ました。

 

その日からはとても楽しかった記憶があります。一緒にポケモンを考える友達を得たこと。周りのレベルが高く目標を持って遊べるようになったこと。その年からは一緒のチームだった人と対戦オフにも出場したりしました。

そこからは、気の合う友達が少ない僕でしたが、ポケモンを通じてたくさんの気が合う友達を得て今でも楽しく過ごしています。

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僕はあの時チーム戦を開いていた主催の人、そしていきなり声をかけた僕と一緒に戦ってくれた人に今でも感謝をしています。この人たちがいなかったら、充実したポケモン生活、いや私生活を送れていなかったかもしれません。

だから、大会を開く理由はここにあります。その人たちとポケモン界に恩返しをしたいからです。

当時の主催者が開いた企画で、僕は友達を得る事ができました。そのおかけでポケモンは強くなれましたし、ポケモン以外の事についてもその人たちから色々なことを学び、僕の生活が素敵なものになりました。

ですから、色んな人が色んな人と繋がって楽しい生活を送ってほしい。そこまで行かずとも、少しの間だけみんなで楽しい思いを共有してくれればと考え、大会を開いているのです。

 

企画が多すぎる事で何かの弊害になる事はありませんし、今よりもっと企画は増えてもいいと思います。みんながみんなと繋がるきっかけはあまり無く、それの需要があるのはたしかであり、それによって少しでもポケモン界が盛り上がるのではないでしょうか?

だから、みなさんには企画を開いてほしいと考えています。普通のトーナメントでも構いません。初めはそんなところで良いでしょう。慣れてきたら10パートナーズとか、チーム戦とか、風変わりな企画を開催してもいいと思います。今回のように仲間大会を利用してもいいでしょう。

ただ、最初はあまり人が集まらないと思います。僕も最初開いた時は8人ほどでした。これでも多いほうだと思います。というか今でも突発的に開いたらこの程度の人数に落ち着くと思います。だからここでは折れないでください。

あと、失敗もすると思います。僕は数百人規模のチーム戦を何回か運営したことがあります。しかし、その中では相方が寝落ちしたり、1日で終わるはずだったのが正月を跨ぎつつ2週間程に伸びたり、荒らしを失格にしたら盛大に荒れたり、ツールの操作間違えて結果が違うものになってしまったり、優勝者の改造が後日発覚してネタになったり、対戦者同士が揉めて相互ブロックになったり、毎回と言っていいほど散々な思いをしています。

正直、やっててしくじった瞬間もう二度とやりたくないなって考えることがほとんどです。

それでもたくさんの人が、「楽しかったよ」とか、「また参加したい」とか、「お疲れ様です」とか、そういった言葉を見る度に嬉しくて目から鼻水がでそうになります。それに、それまで関わりがなかった人たちが大会後日に仲良くしてるのを見てると不思議と僕自身が満たされた気分になります。

 

企画を開くのは楽しいです。何回も開いた僕が言うので間違いはないと思います。

別に今回みたいに強い人ばかり集めなくても、規模を大きくしようとしなくても、サクッと軽い気持ちで挑戦してもいいと思います。なんなら仲がいい人たちだけで参加者限定で開いてもいいかもしれません。正直めんどくさいことや辛いことが8割以上を占めますがそれに見合う収穫はあります。

 

また、新しい人脈ができるのは企画に参加した時のみではありません。企画を開く事でできる人脈もあります。

今回のボスラッシュは、僕は初めて僕自身の憧れであったプレイヤーたちと一緒に企画を考え、開催しました。企画考案中、諸々を決めている際に「大会といえばたかきおすさんでしょ~」みたいな事を憧れのプレイヤーたちに言われたのを覚えています。この言葉が凄く嬉しくて、嬉しすぎて、嬉しくてめっちゃやばかったです。

 

僕みたいに何度も開かなくても、1度サクッと開いてみてはどうでしょうか。

大会を開くのにポケモンの強さは関係ありません。僕も今では立派なレート勢ですが、大会開き始めた当初はエンジョイ勢寄りの人間でした。

 

大きな大会を開くとなると、どうしても多少の人脈が必要なことは否めませんが、それを作るためにちょっとした大会を開くという発想もあると思います。

例え小さな大会でもコツコツ開くことで、少しずつですが、みなさんからの信用を得られます。それが大きなものになればきっと今回のような大きい大会も開催できるでしょう。

 

では、今後もよろしくお願いします。

【ポケモンSMシーズン3】コケコマンダガルド

【はじめに】
たかきおすです。知人から譲り受けた構築を使用し、virgincup、キツネの社mfにて予選抜け、シーズン3にてレート2100を達成しました。

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カバルドン@オボンのみ
性格:わんぱく
特性:すなおこし
実数値:215-132-167-x-111-67
技:じしん / ステルスロック / あくび / ふきとばし

f:id:kiossamu:20160815010649p:plainボーマンダ@ボーマンダナイト

性格:いじっぱり
特性:いかく→スカイスキン
実数値:197-189-151-x-111-170
技:やつあたり / みがわり / はねやすめ / りゅうのまい

f:id:kiossamu:20170108194621p:plainカプ・コケコ@シュカのみ
性格:おくびょう
特性:エレキメイカ
実数値:151-x-112-135-96-200
技:10まんボルト / めざめるパワー(こおり) / くさむすび / ボルトチェンジ 

f:id:kiossamu:20160223173049p:plainガルーラ@ガルーラナイト
性格:いじっぱり
特性:きもったま→おやこあい
実数値:207-192-121-x-122-126
技:おんがえし / ほのおのパンチ / ふいうち / グロウパンチ
f:id:Masterpokemon:20170516153658p:plain ギルガルド@ゴーストZ
性格:ひかえめ
特性:バトルスイッチ
実数値:159-63-171-112-172-87
技:シャドーボール / どくどく / かげうち / キングシールド

f:id:kiossamu:20160211015259p:plainスイクン@ミズZ
性格:ひかえめ
特性:プレッシャー
実数値:201-x-135-155-135-113
技:ハイドロポンプ / こごえるかぜ / ぜったいれいど / ミラーコート

【個体解説】(採用順)

f:id:kiossamu:20160815010649p:plainボーマンダ
本構築の軸でありメインアタッカーのポケモン。高い数値によってあらゆるポケモンを起点に「りゅうのまい」を積み、全抜きを狙う。また、自身が「はねやすめ」を持っているため、このポケモンをクッションにしながら周りのスイクンギルガルドといったポケモンを強く動かしていくことも可能。

f:id:kiossamu:20170108194621p:plainカプ・コケコ
「シュカのみ」を持たせたことで相手の地面タイプに対して一度突っ張ったり、そのまま勝つことができる。また、一度突っ張った後、相手の地面タイプの型次第では即ボーマンダの起点にし、ゲームを終わらるムーブが本構築の理想ムーブである。
ボーマンダが「いかく」込みで「みがわり」が霊獣ランドロスの「がんせきふうじ」を耐えるため、これを太い勝ち筋に据えている。

f:id:kiossamu:20160611151449p:plainカバルドン
カプ・コケコもボーマンダも相手のミミッキュを強く嫌うため、一度このポケモンを経由して再展開する。配分はミミッキュの+2「じゃれつくZ」とカプ・コケコの「くさむすび」を意識した調整となっている。「あくび」による起点作成はボーマンダだけでなくもう一匹のメガシンカであるガルーラの活躍にもつながった。

f:id:kiossamu:20160703214802p:plainギルガルド
ゴーストZの通りが極めてよく、ボーマンダが苦手とするポケモンからの引き先として優秀だと感じた。引いた後も強く圧力をかけられる他、「どくどく」による崩しも可能であり、「かげうち」によるスイープ性能を確保しているため、様々な場面で活躍できた。

f:id:kiossamu:20160223173049p:plainガルーラ
ここまでで崩しを明確に行える要素がギルガルドの「どくどく」だけであったため、それを補うように「グロウパンチ」を持ったガルーラを採用した。構成は本構築においてはこれで完結している。

f:id:kiossamu:20160211015259p:plainスイクン
環境の水タイプの通りの良さを考えて様々なポケモンを採用したが、最終的にこのポケモンに行きついた。ガルーラだけでは足りない崩し性能を補う「ぜったいれいど」はさまざまなサイクル構築に対して活躍してくれた他、「ミラーコート」による奇襲の成功率も高めてくれた。耐久値も信用できるため、マンムーに強く出られる他、ミミッキュに対して「こごえるかぜ」から入る事で次ターンに「ミズZ」で飛ばすこともできる。

・実績
シーズン3 レート 2100
virgincup キツネの社mf 予選抜け
マニメニ杯 優勝

 

・追記
昔の記事を掘り出してきました。当時は様々な事情があって公開はしなかったのですが、そのまま下書きに埋もれていた次第です。
当時の初期段階という事で構成が甘い部分がある事は否めないですが、当時のパワーを思い出すと、今でも活躍する軸である理由がよく分かる気がします。
本当に使えば勝てる構築でした。8世代が始まったからはこのような構築を組むことが一つの目標です。

2019‐9-15