【ポケモンSMシーズン3】コケコマンダガルド

【はじめに】
たかきおすです。知人から譲り受けた構築を使用し、virgincup、キツネの社mfにて予選抜け、シーズン3にてレート2100を達成しました。

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カバルドン@オボンのみ
性格:わんぱく
特性:すなおこし
実数値:215-132-167-x-111-67
技:じしん / ステルスロック / あくび / ふきとばし

f:id:kiossamu:20160815010649p:plainボーマンダ@ボーマンダナイト

性格:いじっぱり
特性:いかく→スカイスキン
実数値:197-189-151-x-111-170
技:やつあたり / みがわり / はねやすめ / りゅうのまい

f:id:kiossamu:20170108194621p:plainカプ・コケコ@シュカのみ
性格:おくびょう
特性:エレキメイカ
実数値:151-x-112-135-96-200
技:10まんボルト / めざめるパワー(こおり) / くさむすび / ボルトチェンジ 

f:id:kiossamu:20160223173049p:plainガルーラ@ガルーラナイト
性格:いじっぱり
特性:きもったま→おやこあい
実数値:207-192-121-x-122-126
技:おんがえし / ほのおのパンチ / ふいうち / グロウパンチ
f:id:Masterpokemon:20170516153658p:plain ギルガルド@ゴーストZ
性格:ひかえめ
特性:バトルスイッチ
実数値:159-63-171-112-172-87
技:シャドーボール / どくどく / かげうち / キングシールド

f:id:kiossamu:20160211015259p:plainスイクン@ミズZ
性格:ひかえめ
特性:プレッシャー
実数値:201-x-135-155-135-113
技:ハイドロポンプ / こごえるかぜ / ぜったいれいど / ミラーコート

【個体解説】(採用順)

f:id:kiossamu:20160815010649p:plainボーマンダ
本構築の軸でありメインアタッカーのポケモン。高い数値によってあらゆるポケモンを起点に「りゅうのまい」を積み、全抜きを狙う。また、自身が「はねやすめ」を持っているため、このポケモンをクッションにしながら周りのスイクンギルガルドといったポケモンを強く動かしていくことも可能。

f:id:kiossamu:20170108194621p:plainカプ・コケコ
「シュカのみ」を持たせたことで相手の地面タイプに対して一度突っ張ったり、そのまま勝つことができる。また、一度突っ張った後、相手の地面タイプの型次第では即ボーマンダの起点にし、ゲームを終わらるムーブが本構築の理想ムーブである。
ボーマンダが「いかく」込みで「みがわり」が霊獣ランドロスの「がんせきふうじ」を耐えるため、これを太い勝ち筋に据えている。

f:id:kiossamu:20160611151449p:plainカバルドン
カプ・コケコもボーマンダも相手のミミッキュを強く嫌うため、一度このポケモンを経由して再展開する。配分はミミッキュの+2「じゃれつくZ」とカプ・コケコの「くさむすび」を意識した調整となっている。「あくび」による起点作成はボーマンダだけでなくもう一匹のメガシンカであるガルーラの活躍にもつながった。

f:id:kiossamu:20160703214802p:plainギルガルド
ゴーストZの通りが極めてよく、ボーマンダが苦手とするポケモンからの引き先として優秀だと感じた。引いた後も強く圧力をかけられる他、「どくどく」による崩しも可能であり、「かげうち」によるスイープ性能を確保しているため、様々な場面で活躍できた。

f:id:kiossamu:20160223173049p:plainガルーラ
ここまでで崩しを明確に行える要素がギルガルドの「どくどく」だけであったため、それを補うように「グロウパンチ」を持ったガルーラを採用した。構成は本構築においてはこれで完結している。

f:id:kiossamu:20160211015259p:plainスイクン
環境の水タイプの通りの良さを考えて様々なポケモンを採用したが、最終的にこのポケモンに行きついた。ガルーラだけでは足りない崩し性能を補う「ぜったいれいど」はさまざまなサイクル構築に対して活躍してくれた他、「ミラーコート」による奇襲の成功率も高めてくれた。耐久値も信用できるため、マンムーに強く出られる他、ミミッキュに対して「こごえるかぜ」から入る事で次ターンに「ミズZ」で飛ばすこともできる。

・実績
シーズン3 レート 2100
virgincup キツネの社mf 予選抜け
マニメニ杯 優勝

 

・追記
昔の記事を掘り出してきました。当時は様々な事情があって公開はしなかったのですが、そのまま下書きに埋もれていた次第です。
当時の初期段階という事で構成が甘い部分がある事は否めないですが、当時のパワーを思い出すと、今でも活躍する軸である理由がよく分かる気がします。
本当に使えば勝てる構築でした。8世代が始まったからはこのような構築を組むことが一つの目標です。

2019‐9-15

【オフ使用構築】ラティハッサムゲッコウガ ver.2

【はじめに】

こんにちは、たかきおすです。今回はへべれけオフとある程度のレート帯にて使用したラティハッサム構築の記事です。完全に公開するタイミングを失っていたのですが何かそういう気分になったため投稿することにしました。

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へべれけオフで準優勝し、レートでも2000↑帯で何戦かしましたがある程度勝てたためできとしてはまぁまぁかなと言った感じです。

 

 

では本題に入っていきます。常体です。

【概要】

まず、ハッサムを動かすにあたりカプ・テテフが展開するサイコフィールドがとても大きな障害となるため、ハッサムが剣の舞をして火力を取ることはとても難しいことに思えた。そこで今回は所謂「オタクサイクル」*1の形をとることにした。

また、ラティオスに関してはミミッキュカプ・テテフを意識した鋼ポケモンの増加により従来のこだわりメガネを用いた火力を取る型の運用はとても難しいように思えた。

そこで今回は水技を使えること、浮いている事、氷が4倍で無いドラゴンタイプであるため草、電気タイプに強く出られることに注目しカバルドン展開や砂展開を崩すコマとして採用した。

そのほかのポケモンに関してだが、ゲッコウガガブリアスヒードランボルトロスを採用した。ゲッコウガはスカーフを持たせ先発に投げやすいスイーパーとして、ガブリアスは相手の物理ポケモンを削るコマとして、ヒードランハッサムとの補完を評価して、ボルトロスはこの構築の重たいところを支えるポケモンとして採用した。

本構築はメガハッサムを軸として周りのポケモンを動かし、とくにギミックが無い構築となったため構築の形態は「メガハッサムスタンダード」であるが、今回は自身が好きなラティオスハッサムの並びに今回のメインスイーパーであるゲッコウガ組み込んだため構築名は「ラティハッサムゲッコウガ」とした。

【個体紹介】上2体以外採用順に解説

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ラティオス@ミズZ
175-:-101-166-131-173
りゅうせいぐん / サイコショック / なみのり / めいそう
ミズZを持たせた撃ち分けができるラティオス。準速ボーマンダを抜けるところまでSに振り、Cは「素ハッサムのとんぼがえり+ミズZ」でカバルドンを落とすのを期待できる数値にした。この火力を実現するためにはラティアスには務まらず、カプ・テテフではカバルドンの後続にいるドリュウズに一方的に落とされてしまう可能性が極めて高いためこのポケモンの採用に至った。

「めいそう」は今回試験的に採用してみたが、機能する場面が多かったため考察してみるのは面白そうだと感じた。

 

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ハッサム@ハッサムナイト
177-150-154-:-113-66
177-170-198-:-133-76
バレットパンチ / とんぼがえり / はたきおとす / はねやすめ
おおまかな調整などはこちらを参考にした。*2

ただし、定数ダメージの減少よりはねやすめの回復量増加を優先してHPは極振りにした。

特筆するべき点は素早さに下降補正をかけているところ。素のハッサムカバルドンの下をとり「後攻とんぼがえり」ができるようになり、欠伸ループを切ることができる。これでラティオスを展開しカバルドン展開を詰めていく動きができる。

 

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ゲッコウガ@こだわりスカーフ
147-161-78-124-91-174
たきのぼり / とんぼがえり / ダストシュート / れいとうビーム
今回はこのポケモンをスイーパーとして採用した。とんぼがえりを採用することで初手で投げやすく、ミミッキュの皮を剥がしながらハッサムヒードランで有利対面を作ることができる。
下降補正をかけているのがBであることに関してだが、このポケモンが受ける物理技が影撃ちなどであることが多く、特殊技に関しては半減であってもかなり削られてしまうケースが多く考えられたためこのような性格にした。

 

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ガブリアス@ゴツゴツメット
191-168-122-:-106-169
じしん / がんせきふうじ / どくどく / ほえる
陽気ガルーラの冷凍パンチを乱数で耐える耐久を確保しつつ、ゴツメゴツメサメ肌サメ肌地震でガルーラを落とせる調整にした。ステルスロックを持たせたかったがこのポケモンが呼ぶポケモンに対して刺さるどくどく、そしてバシャやイーブイバトンに刺さる吠えるを選択した。
ゲッコウガラティオスがガルーラと対面した際に、このポケモンに引いてガルーラを削るのが主な仕事だった。

 

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ヒードラン@たべのこし
197-:-127-166-158-98
マグマストーム / だいちのちから / おにび / まもる
ひかえめHD極振り。ハッサムだけではカプ・テテフに対して押されてしまうため採用した。体力管理が難しく、相手の交代先にかける負担が極めて優秀であるためハッサムゲッコウガ、後述のボルトロスの対面操作のサポートを用いて行動回数を確保することが重要であると考えている。

 

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ボルトロス@オボンのみ
184-:-132-146-101-135
10まんボルト / めざめるパワー(氷) / ボルトチェンジ / でんじは
実数値はORASで流行ったHBベースのボルトロスの調整にした。この構築で重たいボーマンダボルトロスといったポケモンに対して投げていく。場合によってはバシャーモとも撃ちあったり、相手に麻痺を入れてラティオスで制圧したりと多方面で活躍した。 

 

【まとめ】

基本選出はとくに無くメガハッサムと2匹選んで選出するケースがほとんどではあったが、ガルーラに対してサイクルで受け回すのは難しいためガブリアスで削るのを意識した選出を組み込むことが多かった。

また、ヒードランを選出した時は何回ヒードランが行動できるかで試合が変わってくるため隙あらばヒードランによる有利対面を作るように心掛けた。

 

質問等あればコメントにて受け付けます。お気軽にどうぞ◎

 

 

*1:ナットレイロトムなどといったポケモン同士による補完を用いて定数ダメージを稼ぎスイーパーで火力を取るサイクル構築

*2:パーティー紹介 ラティハッサム シングルレートシーズン2 6位 シーズン3 4位 - no rivalry no life